湘南で<わんこのうち>創業への想い

目次> (1)犬との出会い  (2)愛犬との思い出  (3)学歴・仕事歴  (4)犬好きが人生を変える! (5)湘南で<わんこのうち>創業へ (6)愛犬に捧ぐ-こたろう (7)愛犬に捧ぐ-りん (8)新しい家族-グレン

犬のしつけへの想い、そして湘南で犬に関わる仕事へ

<犬のしつけへの想い>

自分の愛犬「こたろう」の事件から、犬のしつけはとても重要で、生活に密着している欠くべからざる事と実感しました。
もし「こたろう」が人や他の犬を噛む犬だったら・・・考えるだけで恐い事です。
でも、犬達は教えられなければ、解らないことなのです。

「そうだ!わんこ達のためになる犬のしつけを学ぼう!」
そうして自分の体験を生かし、同じ飼い主さんたちの役に立てるのでは?
なんと「50の手習い」・・・ドッグトレーナー養成学校(プレイボゥ ドッグトレーナーズ アカデミー)に通う決心をし、新しいドッグトレーナーメソッドに戸惑いつつも、最高齢にして修了しました。

そして、これまでの犬歴と経験とあたらしいドッグトレーニングメソッドで、飼い主様と愛犬のお役に立ちたいと決心しました。

<犬も高齢化>

楽しい犬との生活、ところが「こたろう」9歳の後半ごろから時々てんかんを起こして、おもらししたり、ばたばた暴れたり・・・一時は断続的に続いている状態でした。獣医さんに行き、今のところ収まっていますが、その事態に直面して思ったのが「ペットの高齢化」。

考えてみると、昔一緒に居た犬たちは、そんなに長生きしていなかったと思います。
今は人と同じでとても長生きできるようになっています。
犬も人と一緒で高齢化を考えなくてはいけない時代になって来ていると思います。
そして、近年ペットの飼育頭数が、15歳未満の子供の総人口を超えたと聞いています。ペットが家族同様さらにそれ以上になって来ているのだと実感しています。

実は、ドッグトレーナー養成学校以前に、「こたろう」の高齢化に直面し、シニアドッグケア(老犬の介助/介護)のスクール(japanペットケアマネージャー協会ペットケアマネージャー講座)に通い修了をしました。

「こたろう」のおかげで貴重な勉強をする機会をもらうことが出来ました。人生、犬には、教えられる事がたくさんあります。
いつしかそんな彼らに、少しでも恩返しが出来るようになりたいと思い続けていた気持ちが、熱くよみがえって来ました。
そして、犬の仕事で開業するための準備、場所探しの長い旅が始まりました。

<湘南への思い入れ・・・そして出会い>

創業を考えるにあたり、環境をとても大切にしたいと考えておりました。
そのきっかけとして、またもや犬に教えられたというか考えさせられた事として、「りん」(ジャックラッセル)の存在があります。

当時家族での旅行を、季節ごとにしていて、その都度「犬と一緒に泊まれる宿」を探しては観光を兼ねての旅行をしていました。
ところが最初は「こたろう」だけで、彼はどこでもリラックスしてくれるのであまり気にしなかったのですが、「りん」も一緒の旅行に加わるようになって、「りんが夜ほとんど眠っていない!」のに気が付いたのです。
車の移動の道中ずっと眠っているのでした。彼女はとてもナイーブで、初めてのところや、少しの物音にとても敏感なのでした。ペット可のペンションがとてもたくさん出来てきて、私たち家族はとても楽しみに予約して、うきうき気分でお出かけです。

しかし「りん」は・・・
初めての場所、初めての匂い、聞きなれない音・・・等、本人にとっては、大変な我慢を強いられていたのです。「こりゃーいかん!」そしてその次の年からは、日帰り旅行に変更することにしたのです。しかしあまり車での移動となれない場所は相変わらずダメでした。

そしてだんだんと、せっかくのまとまった休みなのに・・・とか思うようになりはじめ、「こりゃーいかん!」その二です。
お互いに我慢をするような思いをしてはいけないと考えるようになりました。

そこで思い出したのが、かつての鎌倉雪ノ下の家です。まさに今のイメージの原型になっています。
犬達が自然に集い、我が家のようにリラックスして、飼い主さんが現れたらわんこは喜んで帰る・・・その三は「これだ!」でした。

そんな場所があれば、飼い主さんが自由に行きたいところ(長期の海外旅行等)や行かなくてはいけないところ(長期の出張等)に、心置きなく出かけていただけ、愛犬たちには、慣れた場所になってもらって、仲良したちやスタッフとお散歩したり楽しく過ごしてもらう。イメージとしては、田舎のおばあちゃんの家に遊びに来ている感覚です。

とても長く場所探しが続きました。
そして縁あってとても素敵な場所と皆様に出会うことができ、おかげさまでイメージ通りに、「湘南のわんこの家(うち)」を実現させていただくことが出来ました。素敵な出会いとご尽力に、とても感謝いたしております。

ふと思うと・・・<わんこのうち中海岸>は、なんと、日本テリアとセピア色で写っていた鎌倉雪ノ下の家に似ているのでした。
ほんと不思議な巡り合わせです。
おかげさまで、今や人も犬達もすっかりリラックスできる、憩いの“うち”になっています。

長きにわたる場所探しの旅は、こうして目的地に到着し「わんこ達とご家族がいつまでも幸せに暮らしていただけるお手伝いをしたい」と湘南茅ヶ崎で<わんこのうち中海岸>を始めさせて頂く事ができました。

このような機会と動機付けをいただけた、学校の講師の方々そしてスタッフの皆様、そして素晴らしい環境をご紹介やご提供いただいた皆様、そして出逢ったわんこ達、一緒に過ごしたわんこ達、そしてご利用いただいている飼い主の皆様そしてわんこ達に心から感謝させていただきたいと思います。

いつでも愛犬達やご家族が行きたくなる、通いたくなる、そしてたくさんの犬と人の笑顔があふれる憩いの場、まるで、第二の我が家のように寛いでもらえる、そんなアットホームで気軽に楽しく過ごしていただける、湘南茅ヶ崎ならではのペットホテル、明るく楽しい犬の保育園にして行きたいと考えております。

犬のための新たなペットホテルのジャンル<旅館><民宿>はたまた<別荘>として、心を込めて「おもてなし」をさせていただきます。
お気軽にお声がけいただき、ぜひお立ち寄りいただきたいと思います。

そして、これからもいつまでも、お客様のワンちゃん達、そして我が家の愛犬たちとも一緒に素敵な人生の旅を、続けていきたいと考えております。
今後とも、皆様のご愛顧とご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

 

湘南・茅ヶ崎 わんこのうち中海岸 代表 今子恒男

 

 

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